フォーラム・シンポジウム

2015年度(平成27年度)開催実績

道新フォーラム「道東道、釧路へ どう生かす阿寒延伸」

2月23日ANAクラウンプラザホテル釧路

出演:佐野修久氏(釧路公立大学地域経済研究センター長・教授)
蝦名大也氏(釧路市長)
大西雅之氏(阿寒観光協会まちづくり推進機構理事長)
野村文吾氏(道東道とかち連携協議会会長)
伊関義和氏(釧路商工会議所運輸交通部会長)
小野高秀氏(北海道新聞釧路支社報道部長)

3月12日に開通する北海道横断自動車道(道東道)の白糠インターチェンジ(IC、釧路管内白糠町)―阿寒IC(釧路市)。釧路市内初のICと、十勝や道央へ直結する高速道路をどう活用し、地域活性化につなげるかを考える道新フォーラム「道東道、釧路へ どう生かす阿寒延伸」(北海道新聞社主催、後援・釧路開発建設部、釧路総合振興局)が23日、同市内のANAクラウンプラザホテル釧路で開かれた。釧路公立大地域経済研究センター長の佐野修久氏が基調講演したのに続き、行政・経済界など5人のパネリストが観光・物流面でもたらされる延伸効果や活用法、課題について意見を交えた。

道新フォーラム「開幕まで1年~2017冬季アジア札幌大会」

2月12日道新ホール

出演:清水宏保氏(長野五輪金メダリスト)
浅田舞氏(スポーツキャスター)
トーマス・ウー氏(国際アイスホッケー連盟副会長)
山本理人氏(北海道教育大学教授)
伊藤克彦氏(全日本スキージャンプチームコーチ)
大崎哲也氏(北海道新聞編集委員)

札幌市と帯広市で開かれる冬季アジア大会の意義を考え、北海道がウインタースポーツの拠点として発展していく可能性を探る道新フォーラム「開幕まで1年~2017冬季アジア札幌大会」(主催・北海道新聞社、第8回札幌アジア冬季競技大会組織委員会)が12日、札幌市中央区の道新ホールで開かれた。第1部は、大会のPRアンバサダー(広報大使)に就任した長野五輪スピードスケート男子500メートル金メダリストの清水宏保さんとスポーツキャスターの浅田舞さんが、大会の魅力や冬季スポーツの楽しさなどをトークセッション。第2部のパネルディスカッションでは、清水さん、浅田さんに加え、国際アイスホッケー連盟副会長のトーマス・ウーさん、全日本ジャンプチームジュニアチーフコーチの伊藤克彦さん、道教大岩見沢校教授の山本理人さんが、市民による大会参加の重要性などを話し合った。

道新フォーラム「現代への視点2015~歴史から学び、伝えるもの」

11月23日道新ホール

出演:倉本聰氏(脚本家)
姜尚中氏(東大名誉教授)
保阪正康氏(作家・評論家)
野村六三(北海道新聞編集委員)

戦後70年。日本の歩んだ道をあらためて振り返ることにもなった節目の年も残り少なくなった。安全保障関連法の成立など、今年の日本が見せた風景に、どのように向き合っていけばいいのか。歴史を見つめ、現在、未来の道を考える道新フォーラム「現代への視点2015~歴史から学び、伝えるもの」が23日、札幌市中央区の道新ホールで開かれた。第1部はノンフィクション作家の保阪正康さん、東京大学名誉教授の姜尚中さん、脚本家の倉本聰さんが、それぞれの視点から見つめた「戦後70年」について講演。第2部では、3氏が語り合うトークセッション(司会・野村六三北海道新聞編集委員)が行われ、約700人が3氏の発言に聞き入った。

道新フォーラム「北海道新幹線の開業効果をどう広げるか」

11月2日道新ホール

出演:高橋敦司氏(JR東日本鉄道事業本部営業部担当部長)
島田修氏(JR北海道社長)
中野晋氏(五稜郭タワー専務)
岸邦宏氏(北海道大学大学院工学研究院准教授)
高向巌氏(北海道商工会議所連合会会頭)
五十嵐正剛氏(北海道新聞経済部長)

北海道新幹線が来年3月26日に開業する。大勢の人々を高速で運ぶ、この新たな交通機関が道内の観光や経済にもたらす影響について考える道新フォーラム「北海道新幹線の開業効果をどう広げるか」が2日、札幌市中央区の道新ホールで開かれた。高橋敦司・JR東日本鉄道事業本部営業部担当部長が北陸新幹線など既存の新幹線を例に挙げながら北海道新幹線を使った観光戦略について基調講演したのに続き、高橋氏やJR北海道の島田修社長、道商連の高向巌会頭ら5人がそれぞれの立場から、2030年度の札幌延伸も視野に新幹線の経済効果を道内全域に波及させるための方策などを議論した。

道新フォーラム「オール北海道でがんを防ごう」

10月27日かでる2・7

出演:埴岡健一氏(東大公共政策大学院特任教授)
内山浩美氏(がん患者)
長瀬清氏(北海道医師会会長)
近藤啓史氏(北海道がんセンター院長)
横山清氏(アークス社長)
村木一行氏(道保健福祉部長)
小田中稔氏(室蘭市議会副議長)
岩本進氏(北海道新聞生活部編集委員)

がんから道民の命と健康を守るには、患者を中心に行政、議会・政治家、医療者、民間企業、マスコミの6者の連携による「六位一体(ろくみいったい)」の対策が重要です。10月27日、札幌市中央区のかでる2・7で開かれた道新フォーラム「オール北海道でがんを防ごう」は、道内の6者らが一堂に会し、公開で討論する初めての場となりました。基調講演をした埴岡健一・東京大大学院特任教授と、6人のパネリストは「6者や道民が集い、がん対策を考える機会を今後も持ち続けよう」との考えで一致しました。

道新フォーラム「新幹線あと半年で北海道へ 日胆の戦略は」

9月15日室蘭市市民会館大ホール

出演:矢ケ崎紀子氏(東洋大学国際地域学部国際観光学科准教授)
中野晋氏(五稜郭タワー専務)
野口秀夫氏(野口観光社長)
岩倉博文(苫小牧市長)
菊谷秀吉(伊達市長)

半年後に開業が迫った北海道新幹線の経済効果を、発着駅となる新函館北斗駅(北斗市)からどのように胆振、日高管内に広げていくか。15日に室蘭市市民会館で開かれた道新フォーラム「新幹線 あと半年で北海道へ 日胆の戦略は」(北海道新聞社主催、胆振総合振興局共催)では、新幹線駅からの2次交通の充実や、観光振興によるまちづくりなどについて、地元の首長や観光関係者ら5人が議論。市民ら約300人が耳を傾けた。

道新フォーラム 日本の地方空港が変わる~活力ある地域づくりと空港経営を考える

5月15日道新ホール

出演:河田敦弥氏(国土交通省航空局空港経営改革推進室長)
木本晃氏(北海道総合政策部航空局長)
田村亨氏(北大大学院工学研究院教授)
笹本潤一氏(JTB北海道社長)
井上真氏(みずほ銀行プロジェクトファイナンス営業部PPP推進室長)
加藤一誠氏(慶応大商学部教授)

道新フォーラム「日本の地方空港が変わる―活力ある地域づくりと空港経営を考える」(北海道新聞社主催)が15日、札幌市中央区の道新ホールで開かれた。河田敦弥・国土交通省航空局空港経営改革推進室長が空港ビルの運営と滑走路の維持管理を一体的に民間委託する「空港民営化」を題材に講演した後、パネルディスカッションで空港活用を通じた観光振興や地域づくりについて議論した。