フォーラム・シンポジウム

2016年度(平成28年度)開催実績

衆院道5区補欠選挙立候補予定者公開討論会

4月4日ホテルエミシア札幌

参加者:和田義明氏
池田真紀氏
=立候補表明順

衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙に立候補を予定している自民党公認の新人和田義明氏(44)=公明党、新党大地、日本のこころを大切にする党推薦=と、無所属の新人池田真紀氏(43)=民進党、共産党、社民党、生活の党推薦=は4日、札幌市厚別区のホテルで開かれた公開討論会(北海道新聞社主催)に臨んだ。立候補を決意した理由や自らが目指す政策を語り、地域経済の活性化や人口減少問題、社会保障、外交・安全保障などについて討論した。両氏の政治姿勢や政策の違いが明らかになった。

道新フォーラム「障がい者スポーツを広めよう」

5月27日道新ホール

参加者:永瀬充氏(2010年バンクーバーパラリンピック・アイススレッジホッケー銀メダリスト)
佐藤弘道氏(体操インストラクター)
田中理恵氏(2012年ロンドン五輪体操日本代表)
水谷洋一氏(網走市長)
大山祐太氏(道教大岩見沢校講師)

第1部では、2010年バンクーバーパラリンピック・アイススレッジホッケー銀メダリストの永瀬充氏が基調講演。第2部では、永瀬氏に加え、体操インストラクターの佐藤弘道氏、日体大理事長の松浪健四郎氏、網走市長の水谷洋一氏、北海道教育大岩見沢校講師の大山祐太氏がパネルディスカッションを行い、会場を訪れた約400人とともに、障がい者スポーツを取り巻く課題や普及の方策について考えた。

道新フォーラム「動きだした空港民営化」

6月10日道新ホール

参加者:宮沢康一氏(国土交通省航空ネットワーク企画課長)
横内龍三氏(北海道経済同友会代表幹事)
石井知祥氏(バニラエア会長)
水谷洋一氏(網走市長)
蝦名大也氏(釧路市長)
石井吉春氏(北大公共政策大学院長)

北海道内では、複数空港が一括で委託される方向で議論が進んでおり、経済や地域の活性化につながると期待されている。登壇した有識者からは、民営化後の北海道の将来像に向けた提言が相次いだ。

参院選公開討論会

6月13日道新ホール

参加者:長谷川岳氏(自民党)
柿木克弘氏(自民党)
徳永エリ氏(民進党)
鉢呂吉雄氏(民進党)
森英士氏(共産党)
 =参院勢力順

6月22日公示、7月10日投開票の参院選を控え、道選挙区(改選数3)の主要立候補予定者による公開討論会を、札幌市中央区の道新ホールで開いた。出席者は参院に議席を有する政党から公認された5氏。憲法改正に対する考え方、安倍政権が進めてきた経済政策「アベノミクス」への評価、少子高齢化時代の社会保障のあり方など、参院選で想定される争点をめぐって論戦を展開した。

道新フォーラム「現代への視点2016~歴史から学び、伝えるもの」

9月18日道新ホール

参加者:加藤陽子さん(東大大学院教授)
姜尚中さん(東大名誉教授)
保阪正康さん(作家・評論家)

レギュラー講師のノンフィクション作家、保阪正康さん(昭和史)と東大名誉教授の姜尚中(カンサンジュン)さん(政治思想史)に加え、今年は東大大学院教授の加藤陽子さん(日本近現代史)が登壇。時代を捉える視座と憲法改正問題などの課題について、それぞれの見解を披露した。フォーラムは8回目。約700人が講演などに聞き入った。

道新フォーラム「共同宣言60年 北方領土交渉の行方」

10月5日道新ホール

参加者:東郷和彦氏(京都産業大学教授・世界問題研究所長、元外務省欧州局長)
泉川泰博氏(中央大学教授)
ドミトリー・ストレリツォフ氏(モスクワ国際関係大学東洋学講座長、ロシア日本研究者協会会長)

2016年12月15日に山口県で安倍晋三首相とプーチン・ロシア大統領の首脳会談開催が予定されるなど、平和条約締結に向けた動きが活発化する中で、日ロの専門家3人が60年の領土交渉の問題点などを検証し、今後の交渉の行方を展望した。